お知らせ

2021 第2回 ランチ・ミーティング
(2021年 個別目標の月次進捗報告会及び事故が起きるメカニズムの再確認)

ロジスティックセンター 全スタッフが参加し、2月度の個別目標に対しての進捗報告会を行いました。
合わせて、事故・ミス・ケガ・トラブル etc. が起きるメカニズムの勉強会を実施しました。

先ず2月度の自己採点は…
 〇 2名
 △ 4名
 ✕ 2名
それぞれの自己評価が出ました。

敢えて〇は付けない!自分自身に厳しく!と言う評価もあり、折角目標を立てたのだから〇が付くように努力を重ねて〇を継続しなければ、と言う思い…
などなど自己評価は様々でした。
しかしながら一つ感じた事は、月次報告会をすることにより各自が自分の目標に対して良くも悪くもきちんと評価していることは成長の一つではないか、と感じています。

✕ が付いた 1名のスタッフは大事には至らなかったものの貨物事故を発生させてしまいました。
大事には至らなかったとは言え、事故は事故でありますので、再度全員で事故が起きるメカニズムの再確認を行いました。

事故が起きるメカニズムは至ってシンプルなものでありながら、人間であるが故の高い壁があります。
仕事開始時、夕刻の仕事が終わる時間帯、見通しの悪い場所、重心が安定しない貨物、だからこそ 気を付けなければ、と言うことでの対策は、あくまでポイントごとの具体策であって、根本的な問題は自分自身にあるのです。

一番の原因は、「 気が抜けている! 手を抜いている! 順序を抜いている!」 こと!
現在状況に集中していない、確認を怠る、ルールを守らない、基本作業が行われていない 等々

事故を起こしたスタッフは誰よりも事故に対する安全意識が高いはずなのに起きてしまった。
結果、事故当日は朝礼時から気持ちがナーバスな状態で、心が穏やかではなかったことが分かりました。
やはり、集中力が欠けており、安全確認を怠ったが故の事故だったのです。
そのスタッフは事故後、速やかに事故発生場所を危険ポイントと全スタッフに周知させました。

交通事故も同様に見通しの良い交差点なはずなのに… 何故事故が多いのか ???
大丈夫だろう~ と言う油断、確認を軽視した 「 だろう判断 」 以外の何物でもありません!
ケガも同じく注意散漫であったり、甘く見たり、もっと厳しく言えば体調不良も自分自身の問題です。

更には不仲・喧嘩も同じです。
当たり前と思い感謝の気持ちを忘れ、自分自身が傲慢になり自分中心になっていることは、機械や設備が作ったものではありません。

先月のレポートでも報告しましたが、
「 皆人間ですので、どうしても自分優先、自分が一番、自分本位になってしまう… 」
これは無意識に行っていることであって、自分自身が意識しなければ改善できません!
先ずは相手が一番、自分は二番 であること! であれば争いも無くなっていくことでしょう。
社会問題になっている 「 煽り運転 」も無くなることでしょう、寧ろそう願っております。
シンプルですが、人間であるが故の実に難しいテーマなのです。

2021年の当社ロジスティックセンター実施項目は永遠に継続しなければならないテーマでもあるのです。

  一、 自分をよく知ること
  一、 自分と向き合うこと
  一、 自分が変わること

「 腐らず・諦めず、伝え続けなければなりません。 」
3月度の報告会ではまた一歩前進できたことを実感したいと思います。